初夏の富山.9 黒部峡谷トロッコ電車で欅平まで
2016年 06月 25日
このツアーは黒部峡谷トロッコ電車の終点駅「欅平駅」から、未公開区間の関西電力専用軌道を走るED凸型機関車に580m乗車、その後、昭和14年完成の堅坑エレベーター(高低差200m)で竪坑エレベーター上部駅へ、上部トンネルを250mほど歩いて上部トンネル出口広場から登山道を15分程歩いてパノラマ展望台(標高860m)に向かうというもの。
関西電力所有の未公開区間の機関車に乗車できたり、黒部ダムまでつながる上部鉄道のトンネルを歩けたりと、鉄道オタクにはたまらない内容となっています。しかも、関西電力社員による解説&案内付き。この内容で、宇奈月駅から欅平駅までの往復の乗車券込みで5,000円!普通に往復しても3,420円かかるので、差額1,600円で堪能できるオススメツアーとなります。
8時30分に、宇奈月駅の2階にある専用カウンターで手続きを済ませてから、1階の待合室にあるおにぎり屋さんで昼食を調達。富山のお米を使った、笹巻のますのお寿司にしました。
9時のトロッコ電車に乗車します。10分前に改札となります。号車の指定制となり、座席がないということはありませんが、景色を堪能できる進行方向右側の座席をゲットするには、15分くらい前から並んでおいたほうが無難です。
オープン型の普通客車は、遊園地の乗り物みたいに簡単な造り。これに90分乗車します。
乗車後まもなく、宇奈月ダムを通過。赤い橋は湖面橋。
続いて、古城みたいな新柳河原発電所を通過。
エメラルドグリーンの湖面でとっても綺麗。
トロッコはぐんぐん山を登っていきます。出し平ダムを通過後は、トンネルの区間が長くなります。トンネル内はひんやり涼しく、推定15度くらい。思いのほか涼しく、薄手のコートが必須です。
黒部万年雪展望台のある鐘釣で多くのツアー客が乗降します。この鐘釣を過ぎて左手にある小屋平ダムを過ぎたところに、透明度の高い湖があります。熱帯の珊瑚礁のビーチみたいな色!
宇奈月から90分かけて、やっと欅平駅に到着しました。トンネルで冷え切った身体に、容赦なく日差しが照り付けます。寒暖差が激しい。
ホームで関西電力の社員が迎えてくれて、ツアー参加者全員、ブルーのヘルメットをかぶって、パノラマツアーに出発です。今回は、15人程の参加者でした。