奥入瀬渓流ホテルはアクティビティが充実しているのが魅力。今回は、星野リゾートに変わってから初の冬季営業再開ということで、無料のツアーが盛りだくさんでした。ということで、宿泊予約をしてからすぐに、ライトアップツアーとスノーシューツアー、冬の奥入瀬渓流ガイドツアーを予約。
チェックインから夕食までの時間帯と朝一の時間帯は満席になっていました。
初日は夕食前に氷瀑ライトアップツアーに参加しました。
シャトルバスと照明を搭載したバンの2台で移動し、各スポットで照明を照射するという仕組みになっています。
馬門岩の氷柱。
雪が舞って幻想的でした。色は、紫(無色かな?)・赤・青の3色。赤は人工的なので、この空間にはマッチしないかも。
2箇所目は雲井の滝。とはいえ、滝までは入っていけないので何だかよく分からない状態。
一番感動したのは「三乱れの流れ」。
初めての試みということで、最後にアンケートがあり、どこのスポットが一番良かったか?の問いに対して、満場一致で「三乱れの流れ」でした。
翌日は、朝から氷瀑スノーシューツアーに参加。
銚子大滝でスノーシューを装着。雪用のブーツとスノーシューは無料貸し出し。ベンチコートや手袋も無料なので、特別な装備なしに参加できます。
ふかふかの深雪の上を渓流に向ってお散歩。
雪の閉ざされていた奥入瀬渓流にやっと近づくことができました。
綿帽子と氷の造形が京都のお庭のように芸術的。
氷の縁がフリルみたい。
銚子大滝に近づいていきます。
夏季は立ち入り禁止エリア。滝を身近に見ることができるのは冬季のみ。見事な氷柱!
もこもこした綿帽子と氷柱。
子ノ口まで行って折り返し。河口の水が円形に凍って幻想的な風景。昨日は凍っていなかったそうです。
十和田湖は視界不良。風が吹き荒れて凍える空間でした。奥入瀬渓流は静かなで平和なのに対し対照的。
スノーシューツアーから帰ってきてすぐに、奥入瀬渓流ガイドツアーに参加しました。
最初に馬門岩の氷柱。ツララが繊細で巨大なシャンデリアのような造形。
続いて、雲井の滝。ライトアップツアーでは滝まで入れませんが、昼は滝の近くまで行くことができます。毎朝、スタッフが雪かきしてくれてるそうです。
岩の上に雪が積もっているので、どんどん奥まで入っていけます。夏季はここまで近づけなかったかも?とはいえ、足踏み外したりしたら危険そうでした。
最後に三乱れの流れ。綿帽子がぽこぽこして可愛いー。
お昼過ぎだったので、新雪の上に樹上からしずくが落ちて小さい穴が開いているのがちょっと残念だったかな。
これだけの内容を無料で提供してくれるのはありがたい。
無料のツアーは、どれも60分~90分。奥入瀬渓流の移動に往復40分ほど要するので、各スポットでの滞在時間は少なめです。本格的なツアーは有料のものが用意されていて、蔦沼スノーシューハイキング(2,160円)、蔦の森スノーランブリング(6,000円)。
他に、八甲田山シャトルバス、十和田湖温泉スキー場シャトルバスもあります。