朝一に宮崎市内を軽くジョギング。
雲が多いながらも朝焼けもなく、晴天を予感させます。
大淀川の河川敷。空が広くて心地よい。
軽く汗をかいてから朝ご飯。
レストランはホテル1階、ロビーに隣接しています。カウンター席が多くて一人でも使いやすい。
野菜サラダと半熟目玉焼き。半熟目玉焼には厚切りベーコンと旬のアスパラガスを添えて。
宮崎名物のチキン南蛮、炭火焼の地鶏。
地鶏の炊き込みご飯と冷汁。
デザートにプレーンヨーグルトと完熟パイン。わらび餅。
宮崎名物がそこそこ美味しくて、野菜などの素材も地元産らしく全般的に満足度高い朝食でした。
朝食後に天然温泉でまったりくつろいで、身づくろいしてから出発。
朝食を食べ過ぎたので消化もかねてウォーキング。まず、宮崎神宮まで歩きます。約3km、30分。
神武天皇の孫にあたる健磐龍命(たていわたつのみこと)が神武天皇のご遺徳を称える為に鎮祭したのが始まりと伝えられています。神武天皇といえば、日本の初代天皇とされる神話・伝説上の人物。という背景もあるので、とてもシンプルで無駄な装飾のない雰囲気でした。伊勢神宮にも通じるような。
現在の社殿は、神武天皇降誕記念大祭事業の一環として、明治40年に建て替えられたもので、日向の名材狭野杉を用いて、白木で銅板葺きの神明造り、平成22年に国登録有形文化財に指定。
参拝を済ませご朱印をいただいてから敷地を散策。不思議な石造と後ろに見える建物は「宮崎神宮徴古館」。
宮崎神宮の宝物や書籍を陳列・保存するため明治42年に建築された木造2階建ての建物。外壁全体を覆う「なまこ壁」が独特の景観を生んでいる。慶応大学にある三田演説館と似た造り。現在、陳列物は宮崎県立博物館に移転。
次に、県立平和台公園へ向かいます。徒歩約2.6km、約30分の道のり。
じりじりと初夏の日差しが照りつける中、住宅街をなだらかな坂道を登っていきます。標高60mの丘の上に位置し、自然林に囲まれた市民のオアシスみたいな場所でした。
公園のシンボル「平和の塔」。紀元2600年記念事業の一環として、戦時中の1940年につくられた施設。建設には、延べ人員66,500人、総工費約70万円(現在の金額で約10億円)を費やし、完成まで1年6ケ月を要したとか。
塔の高さは36.4mで、四隅に「信楽焼」の4神像が配置されています。正面には昭和天皇の弟宮である秩父宮殿下直筆の「八紘一宇」の文字。東京オリンピック聖火リレーの起点にもなりました。
はにわ橋を渡っていくと・・・
はにわ園。西都原古墳群から出土したはにわをはじめ、全国に見られるはにわのレプリカ400基を展示。これらのはにわは、はにわ一筋に生きてこられた方が生涯の思い出にと寄贈したもの。
森の中に佇むはにわ群。稀有な空間かと思います。
はにわ橋の横の散策路を下っていきます。
芝生の公園がありました。水路沿いに花が咲いていて人工的な庭園ながらも、市民の憩いの場として心地よい空間。
レストハウスの屋上展望所から宮崎市街地を一望。レストハウスには、ドライブインにあるような食堂とオーガニックレストランの2軒が営業中。オーガニックレストランのほうは木々を一望できる心地よい内装で、オープンを待って行列もできていました。
およそ、観光客は行かないであろう市民の憩いの場ですが、結構満喫できました。
帰りはバスにしようと思っていたけれど公園発の便は極端に少ないので、宮崎神宮の手前まで歩くことに。帰りは下り坂なので楽勝。
青空の下を約10km歩いて爽快な気分でホテルに帰還。
今回は13時までのレイトチェックアウトプランだったので、軽くシャワーを浴び着替えてからチェックアウト。
ランチは軽くカフェでと思っていたけれどたっぷり歩いてお腹も空いたので和食のお店を探すことに。官庁街で祝日のため空いているお店が少ない中で、いせえび料理「よしき」といういかにも官庁街にありそうな和食屋さんを発見。
カウンターと小上がりの座敷のある定食屋兼居酒屋みたいなお店。カウンター席に座ると向いには焼酎がずらり。
サラリーマンのお財布に優しいランチメニュー。まぐろ丼を注文。
なんと、サラダバーまで。
中トロ寄りの赤身。筋張って見えるけど食べると筋は気にならない。柔らかめの漬け丼でした。
メニューには書いてなかったけれど、コーヒーのサービスまで。これで税込み860円というのは満足度高い。
晴天の宮崎市内を満喫してから、次の宿泊先 シェラトン・グランデ・オーシャンリゾートに向かいます。