今宵の宿は、立山黒部アルペンルートの扇沢駅に程近い信濃大町温泉郷。じゃらんや楽天トラベルなどで検索して、家庭的な雰囲気の「ときしらずの宿 織花」にしました。
素朴な草花や雑木に彩られたエントランス。
アルプスの山々を背景に大自然に囲まれた静かなお宿です。
中庭の芝生に面したロビー。
お部屋まで続く廊下は畳張りになっていて、全館スリッパなしとなります。スリッパがないとお風呂とか案外ストレスフリー。
お部屋。一番安いプランで予約していたけれどアップグレードしてくれたとかで広いお部屋でした。
1階で中庭ビュー。
しばし寛いでから温泉へ。林に面した露天風呂が最強に心地よかった。
夕食は個室で。
信州林檎ワイン。前肴は左から、枝豆、温泉玉子琥珀ジュレ姫玉蜀黍添え、蟹と二色パプリカの博多、小芋毬藻見立て、木野子豆豊。
造りは信州サーモンと間八。信州サーモンは身のキメが細かく肉厚でおいしい。マス類の新しい品種だとか。
白馬SPF豚の陶板酒蒸し焼き。野菜たっぷりでヘルシー。
鰆を山芋で包んだ養老焼き。陸ひじき、紫蘇昆布煮巻き。
名物の林檎グラタン。長野県産のリンゴをくり抜き特製ホワイトソースでグラタンに。海老、帆立、アスパラ、シメジダケ入り。ホワイトソースにもリンゴ果汁が使われていて爽やかな風味。じっくり焼いたりんごの器もほんのり甘くてすこぶる美味。
こちらはサービス品とのこと。まるごといただける岩魚の塩焼き。
小海老を湯葉で巻き、新緑の餅を被せたもの。
大町産常盤米と穂高の野沢菜。常盤米がはらりと粒が立ち透明感のあるおいしいお米。ついついご飯が進みます。
味噌汁は筑摩揚げと赤紫蘇麩、五色あられが入って賑やかな味わい。
大根をレモンで炊いた野菜スィーツとオレンジ。
冷凍のケーキとか揚げ物とかは使わず、地産の材料を用いたぬくもりのあるメニュー構成でした。
21時に就寝して5時30分に起床。朝風呂に入ってから、朝ご飯の前に宿の周辺をちょこっとお散歩。雲ひとつない空に残雪残るアルプスがくっきり。
6時45分。昨夜と同じく個室での朝食。
湯豆腐と茶碗蒸し。生リンゴジュース。リンゴ寒天。サラダ、肉味噌、青菜、鮭、刺身こんにゃく。
そして美味なる常盤米。普段は軽く一杯ですが、おかわりをしました。
本当は宿で1時間ほどのんびりする予定でしたが、あまりにも晴天で山に呼ばれているような気分になり、朝食後すぐにチェックアウト。
立山黒部アルペンルートの信州側の起点となる扇沢駅に向かいます。どんどんアルプスに近づいていきテンションマックスに。