6月上旬の室堂平は真冬並の気温で雪も深いと聞いていましたが、よく晴れて風もなく、荒天を予想して持参した真冬の装備が全く無駄でした。半袖Tシャツにウィンドブレーカー、暑がりな男性なら長袖シャツ1枚で心地よい天候でした。
室堂ターミナルの屋上展望台からすぐの散策路の石畳は既に雪が溶けていて歩きやすい状況。
晴天に恵まれたのが何よりの幸せ。
左から「富士ノ折立(2,999m)」「大汝山(3,015m)」「雄山(3,003m)」
ちょっと歩くと石畳は雪に隠れてしまい一面の雪原。とはいえ、人が歩いた跡が残っているので、トレッキングシューズがあれば余裕で歩けました。普通の運動靴でも何とか歩けるレベル。ということで、みくりが池周辺の1周を歩くことにしました。
みくりが池。池の氷は溶け始め、ソーダブルーの美しい水が白に映える。
天気が良いと一気に溶けるようです。ミニ氷山みたい。
みくりが池温泉のベンチでちょっと休憩。
あまりにも日差しが強かったのでひんやりしたソクトクリームがおいしい。
みくりが池温泉から立山室堂山荘に至る散策路は半分くらいの行程で石畳が現れていて歩きやすい。
とはいえ、雪も結構残っているので慎重に歩く。雪は凍っていなくてサクサクしているので滑りにくい。
小高い丘の上にある立山室堂山荘。ここまで登ってくる散策路は完全に雪に埋もれています。
ここのベンチでしばし休憩。
立山室堂山荘から一の越山荘に向う登山者の列。こちらは翌日の午前中に撮影したもの。
雄山頂上(3,003m)
立山室堂山荘から室堂ターミナルまで至る散策路は雪に埋もれています。
このシーズンはスキーヤーやスノーボーダーも多い。もちろんリフトはないので板をかついで登っては滑り、登っては滑りの繰り返し。
続いて「雪の大谷」へ。最大で高さ約20mの雪壁が500m続きます。往復1km。
6月上旬の時点で最高地点は13mでした。
この先、徒歩での通行は不可となっています。ただし、立山高原バスの最終便が行った17時以降なら自由に出入りできるとのこと。