La Mer Bleu
2022-01-10T12:14:46+09:00
sayaya1234
旅の記録&日々の暮らし
Excite Blog
潮騒の舞台 神島をぐるっと一周
http://sayaya1234.exblog.jp/32544878/
2022-01-10T12:14:00+09:00
2022-01-10T12:14:46+09:00
2022-01-10T12:14:46+09:00
sayaya1234
鳥羽 Sep'21
鳥羽滞在中に初めて神島を訪れた。神島は鳥羽港の北東約14kmの海上に浮かび、古代から海上交通の要所でもあったとか。
三島由紀夫が小説「潮騒」の舞台として描いた。
鳥羽マリンターミナルから神島行きの航路は一日5本。
そのうち、神島での滞在時間を一番長くとれる10:45発を利用した。
答志島の和具港を経由して11:25着の予定である。帰りは15:50発なので、4時間30分ほど滞在できる。
神島にはコンビニはないので、鳥羽駅のファミリーマートで飲み物と甘いおやつを調達しておく。
鳥羽駅の待合室からは港を一望できる。(通常であればカフェも営業している。)
鳥羽駅前にある鳥羽マルシェ。
鳥羽マリンターミナル。
桟橋には遊歩道が整備されている。
名勝三ツ島と漁船。
テラスのあるガラス張りのカフェ。
モーニングも提供している。
鳥羽市営定期船乗り場は4つ。鳥羽湾遊覧船の乗り場を入れると5つ。
「きらめき」に乗船。
2階のオープンエアーの座席へ。
20分で答志島の和具港に到着。
和具港を出ると太平洋の大海原。
愛知県の伊良湖と鳥羽を結ぶ伊勢湾フェリーとすれ違う。
伊勢湾フェリーは一日7~8本就航している。
神島が近づいてきた。「神」というネーミングもあり、神秘的なオーラを放つ。
中央の山は灯明山171m。左方向に伊良湖水道を見守ってきた神島灯台。右方向にはカルスト地形の弁天岬。
神島漁港に到着した。
この船を利用していた観光客は、自分も入れて4人だけ。
静かに離島を散策できた。
「潮騒」の舞台を歩く。
モデルコースどおりに、八代神社から神島灯台、監的哨跡、ニワの浜の順に巡っていくこととする。
ガイドマップによると所要時間は2時間。1周のんびり巡って昼食をとっても時間が余りそうだ。
民家の間に伸びる路地に入っていく。自動車が入れない細い路地だ。
時計台跡。
かつては唯一この時計が島の時間を刻んでいた。
細い路地をひたすら上っていく。
瓦の色がオレンジや緑とカラフル。外壁が水色の民家もある。
斜面に民家が密集して建ち並んでいる。
「潮騒」でも重要な舞台として度々登場する「八代神社」。創立年代は不明。主祭神は海神である綿津見命。毎年元旦未明に奇祭「ゲーター祭」が行われる。
八代神社の石段。
石段からの景色。
三島由紀夫は八代神社を神島で最も美しい場所の一つとして紹介している。
神島灯台に向けて山道を登っていく。
神島灯台の石門が見えてきた。
伊良湖水道を挟み、対岸は愛知県の伊良湖岬。
神島灯台。
明治41年に軍艦「朝日」が触礁して朝日礁が発見され、これを明示するために灯台光源が必要であるとして、明治43年、近代的な洋式灯台が設置されることになったとか。
当時は石油灯が主力だったが、青森県の尻屋崎灯台(アーク灯)に次ぐ第二号として自家発電による画期的な電気灯が設置された。32ワットのタングステン・フィラメントの白熱電球を用いた我が国最初の灯台でもある。
等級及び灯質:四等 フレネル式 群閃白光 18秒を隔て12秒間に3閃光
光達距離:34.5海里(約44km)
監的哨跡へ。
監的哨跡。
戦時中、旧陸軍が伊良湖から試射弾訓練の着弾点を確認するために建てられた。
対岸の伊良湖岬を望む。
とても高い位置にあるので、海面が遠く断崖絶壁で近づけない。
ニワの浜に到着。
石灰岩のカルスト地形が聳え立つ。
カルスト地形は単に岩質によるのみでなく、気候や地質構造の影響を受ける浸食地形。
露出した石灰岩が長い年月の間、大気中の二酸化炭素を含む雨水で溶かされて浸食されたもので、ドリーネと呼ばれるすり鉢状の穴や鋭利な三角錐状塔群や空洞などの特有の地形に発達する。
志摩半島では貴重な自然の造形で、平成8年に鳥羽市の天然記念物に指定された。
人工的とすら思えるような、不思議な風景。
浸食から守るためか大量にテトラポットが沈められた古里の浜。
ニワの浜と古里の浜を望む高台にある神島小学校・中学校。
13:00 神島の集落に戻ってきました。
11:10から島歩きを開始、のんびり1周して1時間50分で戻ってきたことになる。
船の出航まで時間がたっぷりあるので、この写真の左側にある旅館「山海荘」で昼食をいただくことにする。
細い路地に入口がある。
営業しているのか不安になりつつ声をかけると、OKとのこと。
貸し切りの食堂。
たこ飯とお刺身のついた定食。
お刺身はコリコリとして新鮮。
タコ飯。
こちらでたっぷり寛がせていただき、それでも時間が1時間程余ったので、神島の路地裏を探索して船の時間を待つ。
帰りの船は「しおさい」。
神島を出航。
とても濃厚な時間を過ごせた。
帰りは菅島経由となる。
明日は天候が崩れるらしく雲が多いものの、幻想的な夕景を眺めながら鳥羽マリンターミナルに無事帰着。
非日常の島時間を楽しめるスポットとして、神島散策をおすすめしたい。
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鳥羽国際ホテル ワーケーションプラン
http://sayaya1234.exblog.jp/32538705/
2022-01-03T13:20:00+09:00
2022-01-03T13:20:15+09:00
2022-01-03T13:20:15+09:00
sayaya1234
鳥羽 Sep'21
鳥羽国際ホテルにワーケーションモニタープランがあることを発見し、驚くほどの格安だったので3連泊しました。お部屋は、オーシャンウィングの山側orハーバーウィグからの選択で同料金の設定。設備やお部屋のグレードはオーシャンウィングのほうが良いのですが、港側の景色が素晴らしいので、迷わずハーバーウィングを選定しました。朝日で目覚め、昼間は港を行き交う船と雲の流れを眺め、夜は月見と夜景を楽しめるお部屋です。岬の突端にあります。坂道を上っていくとオーシャンウィングのエントランス。オーシャンウィングのロビーラウンジ。左側のカフェラウンジでは海を眺めながら名物のチーズケーキをいただける。オーシャンウィングのテラスから。向かいの大きい島は答志島の桃取側。手前の小さい島は三ツ島。ハーバーウィングのエントランスロビー。港側の景色を一望できる。お部屋はハーバーウィング。オーシャンウィング寄りの最上階(5階)をリクエスト。広くはないけれど、機能的な造り。快適なベッド。ドリップコーヒー、緑茶、紅茶、あおさせんべい。ワーケーションプランで滞在中のお部屋のお掃除はありませんでした。(タオルの交換、アメニティのリクエストは可。)向かい側に鳥羽マリンターミナル。離島に向かう市営定期船が行き交うので見ていて飽きません。鳥羽の町並みを一望。夕景。月。マリンターミナルのライトアップは真珠の首飾りをイメージしているとか。朝。朝日に照らされた港を眺めながら。カフェラウンジでチーズケーキセットをいただく。満席で15分程ウェイティングしました。昔懐かしい風情のベイクドチーズケーキ。濃厚なチーズ生地にシナモンの風味、アプリコットジャム。鳥羽国際ホテルへの宿泊で嬉しいのは、お隣の和風旅館「潮路亭」の天然温泉「常若の湯」を使用できること。ハーバーウィングからエレベーターで1階まで下りて、海岸沿いを歩いてすぐ。潮路亭のお庭からも港の風景を楽しめる。潮路亭のお庭。左側に鳥羽国際ホテルのハーバーウィング。朝食はオーシャンウィングのシーホースでビュッフェ。ライブキッチンで手結びする3種のおむすび、厚焼き玉子、白身魚のエスカベージュ。初日の朝は快晴でした。2日目の朝は雲が多いけれど、雲間から日が差して幻想的。三ツ島の向こうを航行するのはイルカ島行きの「竜宮城」という船舶。装飾も絵本に出てくる竜宮城のイメージ。最終日の朝は完全に「雨」。雨でも風情はあるけれど、やはり鳥羽国際ホテルには晴れが似合う。最終日の朝ご飯。初日の夕食は軽くお部屋で済ませて、2日目は和食の「もんど岬」を選択。コロナの影響で席数を減らしているので早々に満席になることが多い。ここの和食はコスパが良い。もんど岬お迎えの一品 青豆豆腐本日のお造り とろさわらの炙り、伊勢まぐろ、伊勢真鯛鯛の潮汁仕立て酒肴盛り合わせ アナゴ棒寿司、白砂海老揚げ、白身魚煮凝り、もろこしチーズ寄せ、めかぶとろろ伊勢海老香り蒸し あおさソース海の香りと旨味が詰まったあおさソースで、陶板で蒸し焼きにした伊勢海老をいただく。本日の魚料理と蛸の柔ら煮魚料理は4品から選択できる。(真鯛の煮つけ、鰆の野菜味噌焼き、鱸 海藻麺蒸し、鱧 うす衣揚げ)鱧 うす衣揚げを選択。蛸の柔ら煮。土鍋 炊き立てご飯 あおさのりと三つ葉のお味噌汁 香の物 ごはんのお供 うに味噌 ばらのり ちりめんじゃこ紫蘇の実煮四日市萬古焼の土鍋で炊いたご飯はつやつや輝いてとても美味。お米は地元の玉城町産。本日の甘味ブラマンジェ、みかん入りカステラ、梨、巨峰。とても満足度の高い夕食となりました。最終日の夕食はシーホースにて。海の幸と小さな野菜達のポタジェ風 プティポワとビーツのソース本日のクリームスープ 野菜のニョッキを浮かべて伊勢海老のオーブン焼き 芽ひじきのソース旬の伊勢海老にほんのりバニラ風味のソースをかけて、香ばしく焼き上げたもの。お口直しのグラニテ牛フイィレ肉の網焼き シャルキュティエール風本日のデザートハーブティ 小菓子「もんど岬」「シーホース」ともに地元産の魚介類を中心としたコースで満足度が非常に高い。どちらも8800円のコースです。]]>
志摩観光ホテル ラ・メールで朝食 英虞湾の絶景を眺めながら
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2021-12-31T10:40:00+09:00
2021-12-31T10:40:41+09:00
2021-12-31T10:40:41+09:00
sayaya1234
伊勢志摩 Aug'21
最終日、とても良い天気。昨夜ディナーをいただいたベイスィートのラ・メールで朝食をいただきます。
午後は逆光になってしまい眩しいのですが、午前中はこのように鮮やかな景色を楽しめます。
屋上展望台から。
右側にザ・クラシッ。
最上階のラウンジに隣接するラ・メール。
季節のフルーツ。
地元の南張メロン、ドラゴンフルーツ、梨。シャインマスカット、巨峰など。
野菜とチーズ。船越味噌のディップ。
ホテルで育てているというフレッシュハーブを使ったお水。
シナモンブレッドとフルーツブレッド。
ハーブティ。向かいのホテルは志摩地中海村。季節のスープ。目の前で注いでくれます。とうもろこしのスープ。シーフードオムレツ。鮑の切り身とかエビも入っていて豪華。ベイスィートからクラシックに歩いて戻ってきて2階のラウンジへ。ベイスィートはこの写真の左側にあります。英虞湾を別の方向から眺められるというのが特徴。12:30発の伊勢志摩ライナーで帰路へ。赤と白の車体でした。真夏の伊勢志摩旅、これにて完了。
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志摩観光ホテル ラ・メールでサンセットディナー トラディション
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2021-12-29T12:12:00+09:00
2021-12-29T12:12:12+09:00
2021-12-29T12:12:12+09:00
sayaya1234
伊勢志摩 Aug'21
黄金色に輝く英虞湾を眺めながら。
刻々と変わる空の色を愛でつつ。
アミューズ ブーシュ
鹿の燻製とジュレ、エディブルフラワー
うにボンファム キャビア添え
ほうれん草入りのウニのグラタンとキャビア
焼きたてのブール、エシエバター、あおさ入りバター
鮑の肝と季節の野菜。
日が落ちる頃、ブラインドが上がり、照明に明かりが灯る。
鮑ステーキ ブールノワゼットソース
ナイフを入れるとすーっと切れる。食べると程よい歯ごたえ。ガーリックバターの風味と鮑の滋味。
紀伊山地の山々に日が落ちた。
濃厚な伊勢海老クリームスープ。
伊勢海老のコンソメジュレ。
マジックアワーを堪能しつつ。
伊勢海老アメリカンソース。
伊勢海老はぷりプリと弾力がある。香ばしく焼き色を付けた濃厚なアメリカンソースを絡めつつ、その旨味をいただく。
夜の帳が下りた。
お口直しのシャーベット
最後のお料理は「松阪牛フィレ肉ステーキペリグリソース」か「金目鯛のポワレ赤ワインソース 車海老と黒鮑を添えて」のいずれかから選択。
松阪牛にも惹かれたが、今回は金目鯛にした。金目鯛の皮の部分がパリッとして赤ワインソースとよく合う。白身も脂がのって、真鯛のように淡泊すぎずにとろっとしている。
デザート。半分に割った厚みのある白桃のコンポートにバニラのジェラートを乗せて。
フレッシュハーブティと焼き菓子。
志摩観光ホテルの伝統と伊勢志摩の食材、そして英虞湾の景色を堪能したひと時。
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志摩観光ホテル ラ・メールザクラシックでの朝食と神宮125社磯部めぐり
http://sayaya1234.exblog.jp/32533907/
2021-12-29T11:16:00+09:00
2021-12-29T11:16:24+09:00
2021-12-29T11:16:24+09:00
sayaya1234
伊勢志摩 Aug'21
英虞湾の朝。
養殖地に向かう船の行き来を眺めながらモーニングコーヒー。
1日目の朝食はラ・メールザクラシック。窓側のテーブルに座って、英虞湾の景色を眺めながら。アメリカンブレックファストor和食膳から選択。ジュースは4つのラインナップ。オレンジ、グレープフルーツ、トマト、特製野菜ミックス。小松菜、セロリ、リンゴの入った野菜ミックスを選択。モーニングスープはパンプキン。フルーツ。地元山村乳業のヨーグルト。トースト、クロワッサン。他に、フルーツブレッド、ペストリー(シナモン、クリ、リンゴ)もある。野菜サラダ。生ハムも入って食べ応えあり。特製のにんじん・玉ねぎドレッシングが超美味。メインは海の幸と卵のグラタンを選択。他に、海の幸オムレツ、エッグベネディクト、フレンチトーストもある。半熟卵の上に、あわびや海老の切り身の入ったトマトクリームソースとチーズをかけて焼いたもの。相当にボリュームのあるパワフルモーニング。これをいただいたら、15時くらいまで全くお腹は空かない。ロビーラウンジからお庭に出て桟橋までお散歩。階段をひたすら下りる。この小さな船に乗って英虞湾を周遊するOPツアーもある。レトロなザ・クラブ。ザ・クラシックとザ・ベイスィートの中間あたりにある金刀比羅宮の石段を下って賢島駅へ。賢島駅前にある小さな港。賢島駅の港側の入り口。この時間帯は本数が少ない。10:15発の伊勢中川行き普通電車に乗車。15分乗車してのどかな無人駅「上之郷駅」で下車。5分ほど昔ながらの集落道を歩いていく。皇大神宮別宮 伊雑宮祭神は天照大御神御魂。古くから皇大神宮の遥宮と称され尊ばれている。隣接する神田。6月24日の御田植祭は日本三大御田植祭として知られ、国の重要無形文化財に指定。黄金の海に浮かぶ伊雑宮。神田では昔ながらの時期に田植えされるので、黄金に実った周辺の水田に対し青々としている。田園の中を歩いて佐美長神社へ向かう。伊雑宮所管社 佐美長神社(さみながじんじゃ)石段を上る。歴史を感じる石積。祭神は五穀豊穣の神 大歳神。
穂落社ともいわれる。祭神が真名鶴となり稲穂を運び落としたのが千田(ちだ・稲を生ずる地)であると伝えられる。伊雑宮所管社 佐美長御前神社四社祭神は佐美長御前神。小さい社殿が4つ並んでいる。これにて磯部巡り完了。志摩磯部駅まで10分ほど歩く。
志摩スペイン村への玄関口「志摩磯部駅」。スペイン風全開である。公園から志摩磯部駅を望む。磯部=瑞穂の国を実感するお社を見てきた後なので不思議な感覚だが、バブル当時の日本人の発想はこうだったのだろう。駅に回廊とか・・・。駅構内もスペイン風タイルで飾られている。志摩磯部駅のテラスから。そういえば、近鉄特急で磯部町の田園風景を通過するときに必ずアナウンスがある。遠くに見えるのはリゾートホテルやひまわりの湯、遊園地を併設した、大人も子供も楽しめる志摩スペイン村ですと。15分ほど時間調整してから、各駅停車に10分程乗車して賢島駅へ。賢島駅から少し遠回りして、行きと同じく金刀比羅宮の参道を経由してザ・クラシックへ。金刀比羅宮からブリッジを渡ってザ・クラブへ。ラウンジにてしばし休憩。]]>
しまかぜ初乗車で志摩観光ホテルへ
http://sayaya1234.exblog.jp/32518947/
2021-12-12T12:53:00+09:00
2021-12-12T12:53:16+09:00
2021-12-12T12:53:16+09:00
sayaya1234
伊勢志摩 Aug'21
なかなか予約が取れない近鉄の観光特急「しまかぜ」。今回、伊勢市駅から賢島駅までの区間を予約開始の2週間前にインターネットで予約した。コロナの影響があり賢島方面の近鉄特急は空いていたが「しまかぜ」だけは7割程度予約が入っていた。
青空が広がる伊勢市駅。
11:41発 特急・しまかぜ 賢島行き
しまかぜ入線
他の近鉄特急より車体が大きく感じる。
右側は一列、左側が二列。
レモンイエローの革張りの座席。他の近鉄特急より明らかにワイドな造り。
電動のリクライニング機能があり、ふかふかで快適。
最後尾の展望車両から。鳥羽駅を通過。
志摩市磯部町の田園風景を通過。
橋を渡って賢島に入る。
伊勢市駅から約50分。12:27に賢島駅到着。
この時間帯は、京都・大阪・名古屋から伊勢志摩ライナーやしまかぜが続々到着するので、ホームが賑やか。
名古屋からのしまかぜが12:27着、京都からは12:47着、大阪からは13:03着。
そのほか、伊勢志摩ライナーが12:03と12:22に到着。普通の近鉄特急が12:44に到着する。
11時台の伊勢市駅の時刻表を見ると、10本の賢島方面行きのうち6本が特急orしまかぜという状況。
近鉄がいかに特急を使って、2大都市圏から伊勢志摩に客を運ぶことに注力しているかが分かる。
ちなみに、11時台に特急を使わずに賢島駅に行く場合は、11:07の各駅停車を利用することになる。これを使っても所要時間は62分と特急と大差ない。というのも、伊勢市駅以南はカーブだらけで、特急といえども徐行運転の区間が多いからである。
とはいえ、特急のほうが明らかに快適である。インターネット予約サービスを使うと、伊勢志摩チケレス割があり、令和3年12月31日まで320円で利用できるので、お得である。
志摩観光ホテル ザクラシックにチェックイン。3回目である。
12:30頃であったが、ランチをとるために早めにチェックインする客が多いため10分ほど待つ。
お部屋はすでに準備できているとのことで、早速、案内してもらう。(いずれの滞在時もチェックイン規定の14:00前にお部屋に案内してくれている。ランチの予約を把握してのことだと思うが、流石だなーと感心するサービス。)
お部屋からの景色。
お部屋はクラシカルなコンフォートツイン。
コーヒーセットとクッキー。
アメニティはミキモトコスメティックス。シャンプー、コンディショナー、ボディソープ。
女性用に、ミキモトコスメティックスの基礎化粧品セット。
サンセットタイム。
お部屋からのサンセット。
13:00からの予約で「ラ・メール ザクラシック」でランチ。
天井が高くシャンデリアが輝くクラシックな空間。
海の幸カレーと、サラダ・スープ・デザートのついたビアンヴュニュを注文。
アミューズブーシュに松阪牛とピクルス。
選べるスープ。トマトの冷製スープ。あっさりとして爽やかで美味。
野菜サラダ。ホテル特製のレッシングは、すりおろした玉ねぎやにんじんが入っていてフレッシュで美味。玉ねぎの苦みや臭みは全くない。
ぱらっと炊き上げたサフランライス。
あわび、えび、カニ身がごろごろと入った贅沢な海の幸カレー。
デザートは伊勢茶のフォンダンショコラ、大内山牛乳のジェラート、伊勢茶のジュレ。
このデザートは最高の組み合わせ!
ザクラシックのラウンジへ。
テラスのソファでくつろぎつつ。
アイスカフェオレとプチフール。
ガーデンプールで、今年の初泳ぎ。
ここのプール、古い雰囲気ではあるけれど、リゾート感があって好き。
広さがしっかりあって深さもそこそこなので、泳いでいて心地よい。
サンセットタイムにスィートのほうのラウンジへ。
ザクラシックよりもお酒の種類が豊富のような気がする。
盛り合わせのプチフール。
スパークリングワインを少しいただく。
サンセットタイム。
すばらしい。
初日の夕食は、スィートにある和食の浜木綿で軽く海鮮ちらし寿司。
具材が豪華です。
スィートからザ・クラシックまで送迎もあるが、300mほどの距離なので歩ける。ライトアップされたザ・クラブを経由してザ・クラシックに帰還。
滞在初日から別世界の志摩ワールドに満足して、早々に就寝。
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三交イン伊勢市駅前泊と神宮125社宮川めぐり
http://sayaya1234.exblog.jp/32518473/
2021-12-11T21:35:00+09:00
2021-12-11T21:36:13+09:00
2021-12-11T21:35:28+09:00
sayaya1234
伊勢志摩 Aug'21
JR伊勢市駅前を出てすぐではあるが、広い通りを挟んでいるので横断歩道を2か所渡ることになる。
ホテルの隣は、工事が中断している伊勢市の再開発ビル。
こちら側からみると、ホテルよりも、工事中断している再開発ビルのほうが大きい。
窓側にシッティングスペースがあるデラックスルーム。
外宮側の高層階のお部屋でお願いしてあったので、最上階の角部屋にしてくれた。
外宮の森を眺めることができる。
フルフラットな造り。
バスタブも割と広め。
光明石温泉 四季乃湯という人工温泉があるので、お部屋のお風呂は使用しなかった。
コロナの緊急事態発令中で、多くのレストランが休業中。
夕食は、豚捨でテイクアウトの牛丼を調達。
暮れ行く伊勢の街のを眺めながら。
日が落ちた。
豚捨の上牛丼・伊勢肉の赤身を使っていてあっさりとして食べやすい。
朝早くから活動して疲れているので早々に就寝。
翌朝。今朝も快晴である。
朝食は2階でビュッフェ。食堂で食べることもできるが、持ち帰ってお部屋でいただく。
焼きたてのチーズオムレツ、マカロニサラダ、筑前煮、焼き魚、ほうれん草のお浸し、ミニトマト、レタス、ご飯。
ミルク、コーヒー。持ち帰りにすると、プラスチックトレーがとんでもない量になる。
スタッフのおばさまがとても親切で、あれこれ世話をやいてくれた。
本日は、志摩観光ホテルへの移動日。11:40のしまかぜを予約していたので、時間がたっぷりある。
伊勢市駅前から徒歩30分圏内の宮川めぐりをすることにした。
宮川に程近い集落の中に、大木に囲まれたお社を見つけた。
神域に入ると右手に2社が並ぶ。手前が内懸神社。奥が志登美神社・大河内神社。
豊受大神宮末社 打懸神社
祭神は宮川堤防の守護神である打懸明神。五穀豊穣の神で、打懸の「かけ」は稲穂のことを指す。
豊受大神宮摂社 志等美神社(左)と大河内神社(右)
御垣内内に2つの神社が並んでいる。
志等美神社の祭神は木の神で宮川堤防の守護神、久久能智神。
大河内神社の祭神は宮川堤防の守護神、大山祇神。「神名帳考証再論」では「水霊」と記載されている。
北へ歩みを進める。古くからの民家の並ぶエリアに、手入れの行き届いた大木の森が突如現れる。
生垣の割れ目から中に入る。
入ると低い石積があり、左右に神社がある。
高貴な雰囲気が漂う手入れの行き届いた広々とした空間で、調べてみると、豊受大神宮摂社の第1位と第2位がご鎮座される特別な場所だった。
左側。
豊受大神宮摂社 草奈伎神社。
祭神は大若子命が遠征の際に用いた剣の霊とされている。
外宮の摂社では第1位に位置付けられ、祭祀も多く執り行われている。
大木に覆われて凛とした佇まい。
右側。御垣内に2社が鎮座する。
豊受大神宮摂社 大間国生神社(おおまくなりじんじゃ)
祭神はこの地方の国土生成の神二座、大若子命(おおわかこのみこと)と乙若子命(おとわかこのみこと)。
御垣内の向かって右が大間社(祭神・大若子命)で、左が国生社(祭神・乙若子命)。
さらに、東へ200m程歩く。
ビルのように大木が聳え立っている。
豊受大神宮摂社 清野井庭神社(きよのいばじんじゃ)
祭神は屋船神のご分霊と伝えられ、灌漑用水の神である草野姫命。
このあたりは古くは清野という原野で、その井庭(田畑に水を引き入れるためのセキ)の神をまつったのが起りといわれている。
これにて、本日の125社めぐりを終了。
荷物をホテルでピックアップして、伊勢市駅からしまかぜに乗車して賢島駅へ向かう。
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真夏の伊勢志摩.4 神宮125社めぐり(五十鈴川めぐり編)
http://sayaya1234.exblog.jp/32512694/
2021-12-05T14:01:00+09:00
2021-12-05T14:01:20+09:00
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sayaya1234
伊勢志摩 Aug'21
五十鈴川に程近い、興玉(おきたま)の森と呼ばれる丘の上にある、宇治山田(ようだ)神社。
古くからの民家の並ぶ静かな集落にあるこんもりとした森はすぐに見つかるが、入口が分からない。
近所の人に聞いて入口を教えてもらった。民家が並んでいて駐車スペースはない。
石畳の小道を上っていく。
皇大神宮摂社 宇治山田神社
祭神は水の神の山田姫命。
(ご同座)
皇大神宮末社 那自賣神社(なじめじんじゃ)
五十鈴川の川水の守り神と伝えられる、川大水上御祖命と御裳乃須蘇比賣命がご同座。
社殿の周りを苔が覆っている。
集落を抜け国道23号線を渡って月読宮の裏参道へ。
裏参道の右側の石段を上る。
皇大神宮末社 葭原神社
祭神は田畑を守護する五穀豊穣の神である、佐佐津比古命、宇加乃御玉御祖命、伊加利比売命。
左側 皇大神宮別宮 月読宮(つきよみのみや)
祭神は天照大御神の御弟神、月読尊。豊受大神宮別宮の月夜見宮と御同神。月の神ともいわれ、水利農業の神として信仰されている。
右側 皇大神宮別宮 月読荒御魂宮(つきよみのあらみたまのみや)
祭神は月読尊の荒御魂。
右側 皇大神宮別宮 伊佐奈岐宮(いざなぎのみや)
祭神は天照大御神の御父神である伊弉諾尊(いざなぎのみこと)。
左側 皇大神宮別宮 伊佐奈弥宮(いざなみのみや)
祭神は天照大御神の御母神である伊弉冉尊(いざなみのみこと)。
表参道を歩く。
表参道の鳥居が見えてきた。
表参道の鳥居。
内宮から五十鈴川駅まで歩いて来る場合は、ここから入る。
さらに、御幸道路を歩いて倭姫宮へ向かう。
倭姫宮の鳥居。
大木に覆われた静かな参道。鳥の涼やかな鳴き声が染み透る。
別宮の中でも倭姫宮の参道の癒し効果は絶大で、すべての汚れが浄化されていくことを感じる。
石段を上る。
皇大神宮別宮 倭姫宮(やまとのひめみや)
祭神は、第十一代垂仁天皇の皇女、倭姫命。天照大御神の御杖代となり、皇大神宮のご創建に貢献された。
神宮徴古館前の鳥居から出る。
これで、本日の125社めぐりを終了とした。
朝8時から15時まで内宮・外宮周辺を徒歩で巡った一日。(外宮から内宮への移動のみバス利用。)
外宮めぐりで16社、内宮めぐりで17社、五十鈴川めぐりで8社の41社をめぐったことになる。
歩くのが好きな人であれば、誰でも無理なく効率的にめぐれるコースで、ゲームをクリアしていくような楽しさがあるので、炎天下の過酷な環境も苦にせずに歩みを進めることができた。
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真夏の伊勢志摩.3 神宮125社めぐり 内宮編
http://sayaya1234.exblog.jp/32512643/
2021-12-05T12:53:00+09:00
2021-12-05T13:01:07+09:00
2021-12-05T12:53:33+09:00
sayaya1234
伊勢志摩 Aug'21
最初に内宮前の駐車場に隣接する森の中へ。宇治橋の向かい側の森である。これまで、何度も訪れていたがこの森に入るのは初めて。
右側の石段を上る。
皇大神宮摂社 津長神社
昔、五十鈴川の船着き場があり、津長原といわれた地。祭神は水の神。
(御同座)
皇大神宮末社 新川神社(祭神は新川比賣命で、川の神として伝えられる。)
石井神社(祭神は高水上命で、石清水の守り神と伝えられる。)
森に入って正面に饗土橋姫神社(あえどはしひめじんじゃ)。
皇大神宮所管社 饗土橋姫神社
祭神は宇治橋の守神
饗土とは、内宮の宮域の四方の境に悪しきものが入ってこないよう、防ぎお祭りする所のこと。
ここから宇治橋が正面に見える。
森の左方向へ。楠の古木が空を覆う。
石段を上ると史跡旧林崎文庫。日本における調査研究図書館の先駆をなすもので、元禄3年(1690)の創建。
春と秋の神楽祭に合わせて年間数日一般公開される。通常は入館できない。
皇大神宮摂社 大水神社 祭神は五十鈴川辺の山の神「大山祇御祖命(おおやまづみのみおやのみこと)」。
(ご同座)皇大神宮末社 川相神社(祭神は川の神として伝えられる細川水神)皇大神宮末社 熊淵神社(祭神は石清水の守り神と伝えられる多支大刀自神(たきおおとじのかみ))いよいよ宇治橋を渡る。神苑日除け橋第一鳥居 右方向へ石段を下りると、五十鈴川の澄んだ流れで身と心を清める御手洗場。透き通っている。清澄な川音に耳を傾けながら、身と心の汚れを清める。皇大神宮所管社 瀧祭神 ご祭神は五十鈴川守護の水の神。古来から社殿のない石神としてまつられる。別宮に準じて祭典が奉仕される。
皇大神宮御正宮 天照大御神 ご神体は三種の神器の一つ、八咫鏡。
皇大神宮所管社 御稲御倉神 御祭神は御稲御倉守護の神。神田から収穫された御稲が納められる。
御正宮と同じ「唯一神明造」で造営されており、その建築技法を間近で鑑賞できる。内宮の所管社なので鰹木は偶数の6本で千木は内削ぎ。切妻、平入で棟持柱が左右にある高床式。丸柱の掘立式で茅葺屋根。日本古来の神社の建築様式を継承している。皇大神宮第一別宮 荒祭宮天照大御神の荒御魂左側は皇大神宮所管社 御酒殿神 祭神は御酒殿の守護神。古くは神酒の醸造所で、現在は、神前にお供えする前に、一時的に神酒を納める場所。御酒殿神の右側 皇大神宮所管社 由貴御倉神(ゆきのみくらのかみ) 祭神は由貴御倉の守護神。由貴とは、清浄でけがれのないという意味で、お供えものを納める倉のこと。
皇大神宮所管社 四至神(みやのめぐりのかみ) 宮の四方を守護する神。石畳に石神としてまつられている。風日祈橋を渡る。皇大神宮別宮 風日祈宮(かざひのみのみや)祭神は風の神の、級長津彦命(しなつひこのみこと)、級長戸辺命(しなとべのみこと)で、豊受大神宮別宮の風宮と御同神。 風雨の災害なく農作物が成長するようお祈りする神事に由来する。
御池所管社の大山祇神社と子安神社へ。皇大神宮所管社 大山祇神社 祭神は神路山の守り神である、大山祇神(おおやまつみのかみ)。 大山祇神は、伊弉諾尊と伊弉冉尊の御子神。手前にあるのが皇大神宮所管社 子安神社 祭神は大山祇神の娘、木華開耶姫神(このはなさくやひめのかみ)。 瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)と結婚し、猛火のうちに3人の御子を出産したとされ、安産、厄除け、縁結びの女神として信仰されている。宇治橋を渡って宮の外へ。内宮めぐりは全20社。一般には参拝できない3社(興玉神、宮比神、屋之浪比伎神)を除いて、17社を巡ったこととなる。さらに、五十鈴川巡りに向かう。
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真夏の伊勢志摩.2 神宮125社めぐり(外宮編 その2 あそらの茶屋でランチ)
http://sayaya1234.exblog.jp/32511974/
2021-12-04T16:44:00+09:00
2021-12-04T16:44:38+09:00
2021-12-04T16:44:38+09:00
sayaya1234
伊勢志摩 Aug'21
伊勢市駅から程近い「月夜見宮」さんへ。
大木が空を覆い、異次元の空間を形成している。豊受大神宮別宮 月夜見宮月夜見宮祭神は天照大御神の御弟宮 月夜見尊 月読見尊荒御魂豊受大神宮摂社 高河原神社祭神は宮川の高河原といわれた土地の開拓の守護神。楠の古木にまつられるお稲荷さん。木が焼けているのは太平洋戦争時の空襲によるもの。楠が焼夷弾による被害を受けたことで、地域が守られ感謝してまつるようになったとか。外宮巡りを一旦終了して、早めに外宮前の「あそら茶屋」でランチをいただく。柄杓童子店舗2階の茶屋へ外宮さんの森が見えるテーブルに座るあわび釜飯を注文。注文してから釜で炊くので25分程度かかります。あわび、うに、いくら入りの釜飯。お茶碗に軽く3杯ありますが、おいしくて完食。付け合わせの珍味たち。
外宮めぐりはこれで16社完了。(残りは、少し遠方にある宇須乃野神社(御同座 縣神社)と参拝できない上御井神社、御酒殿。)内宮めぐりに向かいます。
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真夏の伊勢志摩.1 神宮125社めぐり(外宮編 その1)
http://sayaya1234.exblog.jp/32511937/
2021-12-04T15:56:00+09:00
2021-12-04T15:56:57+09:00
2021-12-04T15:56:57+09:00
sayaya1234
伊勢志摩 Aug'21
近年、かなりの頻度で伊勢志摩を訪問する中で、神宮125社巡りに興味を持ち、この旅から125社巡りをスタートさせることとした。
125社巡りとは、天照大御神をお祭りする皇大神宮(内宮)と豊受大御神をお祭りする豊受大神宮(外宮)の2社を御正宮として、内宮の別宮10社、外宮の別宮4社、43の摂社、24の末社、42の所管社を参拝すること。
これまでに、内宮と外宮、別宮14社には参ったことがあるが、摂社、末社、所管社についてはほぼ未踏である。
今回は、伊勢市内に1泊して、外宮と内宮周辺の125社を徒歩で巡り、志摩観光ホテル滞在中に志摩市内の125社を巡ることにした。
初日、猛暑日のためなるべく朝早いうちに歩くことにしようと、8時前に伊勢市駅に到着。
緊急事態宣言下の夏休みということもあり、学生の姿もなく閑散としている。
伊勢市駅前の鳥居をくぐって、外宮前の参道へ。
レトロな木造作りの旅館がある。
誰もいない横断歩道を渡ると外宮の森。
御正宮で参拝。
外宮の別宮は4社。
多石段を上って多賀宮へ。
豊受大神宮第一別宮。豊受大御神の荒魂を祀る「多賀宮」。
豊受大神宮別宮。土宮。ご祭神は地主神であり、宮川の氾濫を治める堤防守護の神である大土乃御祖神。
豊受大神宮別宮。風宮。ご祭神は級長津彦命(しなつひこのみこと)と級長戸辺命(しなとべのみこと)。
農業に深い関係のある風と雨の順調をお祈りする。元寇の国難に際して、神風の御神威により正応6年(1293)宮号宣下がされ、風宮と称するようになった。
所管社の下御井神社。ご祭神は神宮の御料水の守護神。
豊受大神宮所管社。四至神(みやのめぐりのかみ)。
大宮の境界を守護する神。石畳の上に石神としてまつられる。石畳の中央には一本の榊が植えられている。四至とは宮の四方の意味である。
参道から一際静かな脇道に入る。
老杉や巨楠の森厳な自然林の中を200m程歩く。
豊受大神宮末社。大津神社。
祭神は葦原神(あしはらのかみ)。五十鈴川河口と大湊の港口の守護神。
豊受大神宮摂社 度会国御神社(わたらいくにみじんじゃ) 。
祭神は伊勢国造・度会神主の祖 彦国見賀岐建與束命(ひこくにみがきたけよつかのみこと)。
これで外宮の御正宮1社、別宮3社、摂社1社、末社1社、所管社2社の計8社を巡ったことになる。
これらのほかに、所管社2社(御酒殿・上御井神社)があるが参拝できない。
式年遷宮記念せんぐう館の先、勾玉池に面する茜社・豊川茜稲荷神社へ。
鳥居がたくさん並んでいます。
社殿の前には多数の狐。
ピンクの衣に、赤い耳が何ともキュートな雰囲気。
茜牛天神。
勾玉池を巡る散策路へ。遠くに勾玉池奉納舞台が見えます。
昔はぐるっと1周できたのですが、現在では行きどまりになっています。
ピンク色の花が色鮮やかで美しい。
茜社を出てさらに南へ。
外宮の森に沿って歩いていくと、気づきにくいけれど、小さい参道があった。
参道に入り、右側の石段へ。
豊受大神宮摂社 度会大国玉比賣神社(わたらいおおくにたまひめじんじゃ)
祭神は度会地方の地主神二柱、大国玉命(おおくにたまのみこと)と弥豆佐佐良比賣命(みずささらひめのみこと)。
参道を左に進み石段を上る。
豊受大神宮末社 伊我理神社(いがりじんじゃ)
祭神は外宮御料田の井泉の神、伊我利比女命(いがりひめのみこと)。
古く外宮御料田の耕種始めの神事が行われ、猪害を防ぐ意味のお祭りであり、猪狩(いかり)がその名の由来といわれている。
御同座 豊受大神宮末社 井中神社(いなかじんじゃ)
祭神は井中神(いなかのかみ)
かつては外宮の御神田の井泉の神として仰がれたと伝わる。
ここまでは外宮からちょっと足を延ばせば訪れることができる場所なので、時間がある際にはぜひとも再訪したい。
続いてさらに、神宮の森沿いに南下していく。
豊受大神宮摂社 山末神社(やまずえじんじゃ)
祭神や山末にご鎮座する御田口の泉の神大山津姫命(おおやまつひめのみこと)
この神社の前が豊宮崎(豊受大神宮の宮の崎という意味から)の御田と呼ばれる、外宮御料田のあったところである。
神宮の森から離れて少し住宅地の中を歩くと、川沿いの小さい森に入口を見つけた。
御垣内の正面に田上大水神社、東面に田上大水御前神社がご鎮座されている。こういった構造は珍しいのでは。豊受大神宮摂社 田上大水神社(たのえおおみずじんじゃ) 祭神は度会神主四門の祖 小事神主(おごとかんぬし)
豊受大神宮摂社 田上大水御前神社(たのえおおみずみまえじんじゃ)祭神は田上大水神社祭神の小事神主の女(むすめ)で宮子(みやこ)。
ここまで来て、時間は10時過ぎ。朝8時から外宮を巡りはじめて2時間程。真夏の太陽が本領を発揮して容赦なく照り付け脱水症寸前のような状態のため、伊勢市駅前で1時間ほとお茶休憩をすることにした。参道テラスへ。コロナ前には電車の時間を待つ観光客で賑わっていたがほとんどお客さんがいない。伊勢市駅方面のストリートビューを楽しめるカフェテラス。水出しのアイスコーヒーが楽しめる。伊勢市駅方面の角のテーブルに座る。アイスコーヒーで生き返る。これからの予定を検討。まず、豊受大神宮別宮の月夜見宮を参拝してから、外宮前でランチをとりバスで内宮へ向かうことにした。
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東急ハーベスト熱海伊豆山
http://sayaya1234.exblog.jp/32505377/
2021-11-27T20:30:00+09:00
2021-11-27T20:30:05+09:00
2021-11-27T20:30:05+09:00
sayaya1234
熱海 Oct'21
午前中に熱海に到着。ランチもかねて「MOA美術館」へ。
相模湾を見渡す高台にあるエントランス。この日は小雨の日だったので見渡せなかった。
海側にある庭園に下りていく階段。
展示室の入り口。
巨大な窓からは絶景。(天気よければ相模湾ビュー。)
尾形光琳 虎図屏風
国宝
野々村仁清 色絵藤花文茶壷
俵屋宗達 龍虎図
酒井抱一 藤蓮楓図
酒井抱一 雪月花図
平安時代 阿弥陀如来及両脇侍座像
円形ホールのマッピングされた直径20mの万華鏡。
音楽に合わせて色が変わります。
光琳屋敷のある茶の庭へ。
茶室、蕎麦屋、和食屋がある。
和食「花の茶屋」でランチ。12時過ぎに伺うと10組以上がウェイティング中。回転が悪いらしくかなり待つとのことだったが、30分ほど散歩して戻ると順番が来た。料理の準備数が少ないとのことで、ほどなく売り切れとなった。
ガーデンビュー。
「一汁三菜」というセットメニューは売り切れで、メニューは一択の「秋味丼」。
天然鮭のあぶり丼。
大層に美味でした。
熱海駅前に駐車をして、レトロな商店街を散策。レトロブームなのか若者が多くてびっくり。
熱海駅のお土産屋さんで黒麦まんじゅうを購入。
皮がもちもち、しっとりして、中のこし餡はあっさりしていて、これまで食べたことのない味。超美味でした。
宿泊は、東急ハーベスト熱海伊豆山。
お初の訪問。
エントランスから。
天気は良くなかったけれど、絶景。
人数が多かったので広い和洋式。
お部屋のバルコニーから。
サンセット。
インフィニティの温水プール。10月まで泳げる。
リゾート感があって素敵なプールでした。
しばし海外リゾート気分に浸る。
レストランは和食・フレンチ・ビュッフェと3箇所。
今回は夕食・朝食ともにビュッフェを利用。これまでに宿泊した東急ハーベストのレストランの中では一番良いとの感想。シーフードのメニューが充実しています。
久しぶりの大人数での旅行を満喫。
次はお正月に会えるといいのだけれど。
帰り道、沼津魚がし鮨にてお寿司をいただく。美味でした。
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青森 夏旅.9 4日目 岩木山神社と弘前れんが倉庫美術館
http://sayaya1234.exblog.jp/32398223/
2021-08-14T21:38:00+09:00
2021-08-14T21:48:25+09:00
2021-08-14T21:38:00+09:00
sayaya1234
青森 Jul'21
青森旅の最終日。夏の青空が眩しい日。青森空港でのレンタカー返却は16:00なので、時間はたっぷりある。
弘前方面にドライブして、岩木山神社と弘前れんが倉庫美術館を訪問することにした。
地図で見ると、岩木山神社までは冬季閉鎖の国道102号線を使って68km程。大した距離ではない。
しかしながら、カーナビの表示は3時間かかるとある。実際に3時間はかからないにしても2時間以上かかった。
十和田湖畔を抜けた先の国道102号線が想定以上の峠道。
ランプの宿「青荷温泉」の標識のある辺りを過ぎると道幅が急に広くなり運転しやすくなる。
弘前市内に入ると、岩木山が見えてきた。
直売所「野市里」(のいちご)からの岩木山の景色。
直売所に併設するレストラン「こざくら」のテラスから。
とても人気のあるレストランで満席だった。
岩木山神社の前の駐車場は満車だったので、100mほど歩いた広い駐車場を利用。そこからの景色も素晴らしいー。
石の鳥居をくぐって、長い参道を進む。
赤い鳥居。
お参りを済ませ、御朱印をいただく。コロナの感染拡大防止のため、朱印帳への記帳ではなく紙の配布であった。参道を彩るグリーンが爽やか。といっても、体感35度以上の猛暑の日。灼熱の車に乗り込み弘前れんが倉庫美術館へ。こちらの美術館は、明治・大正期の煉瓦倉庫を改修して昨年4月に開館したもの。実は、3年程前に弘前に滞在した際にも、改修前の煉瓦倉庫を訪れていて、リニューアルオープンを心待ちにしていたのだ。この煉瓦倉庫は、もともと酒造工場だった。戦後、実業家・吉井勇は、りんご加工事業の視察で訪れたフランスでシードルと出会ったことを契機として日本で初めて大々的にシードルの製造を行った。1965年までニッカウヰスキー弘前工場として使用され、その後工場移転に伴い、政府備蓄米倉庫等として利用された。2002年に、当時の吉井酒造の社長と奈良美智の出会いにより、奈良氏の展覧会が市民の手で開催され話題となった。その後、2015年に弘前市が取得し、整備が始まった。通常であれば、建物の周囲を駐車場にして利用者の利便性を向上させるが、この美術館には来館者用駐車場がない。景観への配慮だと思われるが、芝生の広場に囲まれている。こちらが美術館の入り口。右側にある倉庫は「 CAFE & RESTAURANT BRICK 」。美術館を見学する前に、こちらで軽いランチをいただくことにした。倉庫の雰囲気をそのまま生かした内装。ショップも併設されています。りんごが浮いているテーブル。アイスアップルティーと、冷製かぼちゃスープ。日替わりワンプレート(ハーフサイズ)ハーフでも十分すぎるボリューム。野菜もたっぷりついていてうれしい。メインはチキンピカタ。左端は甘くない「豆乳プリン」のデザート。しっかり、水分補給をしてから美術館へ。エントランスに、奈良美智さんのAtoZメモリアルドッグ。展覧会 りんご宇宙展覧室 エントランスジャン=ミシェル・オトニエルエデンの結び目作者が初めて弘前を訪問した際に目にした美しいりんごからインスピレーションを得て、カラーガラスと鏡面ガラスのビーズで結び目を作った吊り下げ式の大型作品。
ジャン=ミシェル・オトニエル金の首飾りケリス・ウィン・エヴァンスDrawing in Light(and Time)・・・suspendedりんごから想起される多様な「プロセス」に着想を得た、様々な形状のネオンを組み合わせた抽象的作品。笹本晃スピリッツの3乗煉瓦倉庫にかつて存在した気配に想いを巡らせて制作された。雨宮庸介チャールズのかしの木座にりんごの実のなる弘前のシンボルである「りんご」とシードル工房だった煉瓦倉庫の記憶、旧約聖書の禁断の果実、ギリシャ神話などからインスピレーションを得て、この美術館のために制作された数々の作品は、奥行きが深く、見ごたえのある展示だった。17:25発のANAに搭乗。久々の空の旅を堪能して、青森の夏旅は無事完結しました。
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青森 夏旅.8 4日目 十和田プリンスホテル サンライズと朝ごはん
http://sayaya1234.exblog.jp/32391313/
2021-08-09T10:19:00+09:00
2021-08-09T10:19:30+09:00
2021-08-09T10:19:30+09:00
sayaya1234
青森 Jul'21
今後、政府はどのような対応をとるのだろうか。予測できないところが、不気味である。
早朝、アラームをかけていなかったが、サンライズの時間に目が覚めた。
急いで、着替えて庭に出る。朝露に濡れた芝生がひんやりと冷たい。
十和田湖の東湖岸から太陽が昇る。
真夏の朝日に照らされ、一面が黄金色に染まる。
岬にはたくさんの釣り人達。数組のゲストがチェアに座って、サンライズショーを鑑賞していました。
眩しくてクラクラします。
涼しいお部屋に戻って二度寝をしてから露天風呂に入り、8時過ぎから朝ごはん。
窓側のテーブルを用意してもらって、朝の清々しい湖を眺めながら。
和洋のセットメニュー。
比内地鶏鶏卵オムレツ、イブリガッコポテトサラダ、ベーコン、帆立フライ、鯖塩焼き、
つるつるわかめ、ねぶた漬け、せんべい汁、ヨーグルト、サラダ
わかめのソーメンみたいなもの、奥入瀬渓流ホテルのビュッフェでも定番だけれど、つるつるわかめという名称なのね。
お散歩するゲストと湖を行き交う漁船を眺めながらの朝食。何だかとても良い雰囲気です。
焼きたてのクロワッサンとチョコレートデニッシュを追加。雲一つない青空ときらきら輝く湖面。鳥の音だけが聞こえる静寂な空間。なんて素敵なホテルなんでしょう。芝生の上に寝転んで、日がな一日読書していたい・・・。ここは、まさにリゾート滞在に最適なホテルでした。十和田湖の西湖畔にこんな別世界があるとは・・・。秘密にしておきたい、そんな珠玉のホテルでした。
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青森 夏旅.7 3日目 静かな湖畔の宿 十和田プリンスホテル
http://sayaya1234.exblog.jp/32389196/
2021-08-07T17:08:00+09:00
2021-08-07T17:08:31+09:00
2021-08-07T17:08:31+09:00
sayaya1234
青森 Jul'21
青森夏旅の最後は、初めて訪れる十和田湖の西湖畔。鬱蒼とした木々に覆われた国道を湖に沿って北上。
真夏の日差しに照り付けられた木々は熱帯のジャングルのようにもみえ、バリ島のチャンディダサへのアプローチを思い起こさせる。
湖に沿って立つ、山荘風の十和田プリンスホテル。
周辺には十和田ホテルと民宿があるだけで、最寄りのコンビニまで車で30分だとか・・・。
お部屋の準備が整うまで、コーヒーを飲みながらしばしロビーで待つ。
レトロな雰囲気で落ち着く。
広々とした芝生とその先にきらきら輝く十和田湖。
想定を上回る素晴らしいロケーションのリゾートホテルでした。
お部屋はレイクビューの2階のお部屋。
芝生のお庭の向こうに湖。
窓側のチェアー、景色を眺めるのにちょうどよい高さ。
とても落ち着くお部屋でした。
窓側にはコーヒーミルがあって、挽きたての豆で淹れたコーヒーを楽しめるという趣向。
スタッフ手作りのてるてる坊主も添えてある。
これは、翌朝、チェックアウト前にいただいたコーヒー。至福のひと時でした。
湖畔の遊歩道を少し散策。
綺麗に手入れされた広い芝生の庭に、低層階のホテルが溶け込んでいてとても素敵な雰囲気です。
奥の台地状の山も美しい。
翌朝に撮影したホテルの全景。右側がレストラン、中央がロビー、左側が2階建ての客室。さらに左側には温泉露天風呂がある。
露天風呂で汗を流してからディナー。
窓側のテーブルが空くまで少し待ってから着席。
暮れなずむ湖畔を眺めながら。
ゲストが楽し気に散策していて穏やかな良い景色。
アミューズブーシュ
コンソメのジュレ にんじんのムース いくら添え
前菜
軽く炙った真鯛と生ハム 生姜と熟成された林檎酢のコンディマン
空の色の変化を鑑賞しながら。
スープ
赤ワイン風味の比内地鶏とスクランブルエッグ ライ麦のポタージュ
魚料理
十和田湖ひめますと陸奥湾産ほたてのルロー 焦がしたアンチョビバターとレンズ豆のクリーム煮
ピンク色に染まった空と湖を眺めながら・・・
肉料理
栃木県産サーロインのグリエ 黒ニンニクのソース
デザート
おおのミルク工房のアイスクリームと果実のスープ アーモンドのチュイル添え
アイスクリームはジェラートタイプで牛乳の風味が濃厚であっさりしたタイプ。カシスのスープが絶品でした。
湖畔のオーベルジュと謳っているのも納得。
地物をふんだんに使って、記憶に残る素晴らしいお料理でした。
夜のお庭は、芝生の黄緑が浮かび上がり幻想的な雰囲気です。
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